カルニピュアTMブランドは、スイスのライフサイエンス企業、ロンザが製造する特別グレードのL-カルニチンです。カルニピュアTM品質シールがパッケージに付いている製品には、ロンザ社の高品質L-カルニチンが含まれています。
L-カルニチンは、体内のエネルギー代謝において非常に重要な役割を担っている自然栄養素です。これまではビタミンBTとして知られていました。L-カルニチンは脂肪酸を細胞の「焼却炉」に運びます。
この「焼却炉」は、脂肪酸からエネルギーを生成できる唯一の場所です。L-カルニチンがなければ、エネルギーを生成するこの場所に脂肪酸を運び込むことはできません。L-カルニチンは、心臓、筋肉、肝臓、免疫細胞など、体内の多くの組織にエネルギーを供給するのに欠かせません。
L-カルニチンは、体内で以下のような非常に重要な役割を担っています。
- 脂肪からエネルギーを生成する
- 運動時の持久力をつける
- 運動後の回復を早める
- 心臓や免疫細胞にエネルギーを供給する
- 運動中の疲労の早期発現を防ぐ
通常、カルニチンは体内に合計で約20~25グラム含まれています。心臓、筋肉、免疫細胞、脳、神経、精子など、エネルギーを大量に必要とする組織や細胞には最高レベルのL-カルニチンが含まれており、L-カルニチンが適切に供給されないと正常に機能しません。
体内では少量のL-カルニチンを生成することができますが、前駆体(2種類の必須アミノ酸であるリジンとメチオニン)と補因子(ビタミンC、B3、B6、鉄)が必要です。
これらの栄養素が不足すると、体内でのL-カルニチンの生成が制限されます。
L-カルニチンは毎日の食事の中に含まれています。特に、赤身肉(ラム肉、鹿肉、牛肉など)にはL-カルニチンが豊富に含まれています。魚、鶏肉、牛乳、母乳にも少量が含まれていますが、植物由来の食品にはほとんど含まれていません。私たちは、食品から平均100~300 mgのL-カルニチンを毎日摂取しています。
- 鹿肉、牛肉:100~220 mg/100 g
- 豚肉、ウサギ肉:20~30 mg/100 g
- 鶏肉:6~30 mg/100 g
- 魚:6~20 mg/100 g
- ソーセージ:1~20 mg/100 g
- 乳製品:1~10 mg/100 g
- きのこ類:1~5 mg/100 g
- 野菜・果物:0~1 mg/100 g
詳しくは、カルニチン計算機をご覧ください。
カルニピュアTMサプリメントの成分は、ストレスにさらされたときの健康維持やQOL(生活の質)の向上に役立ちます。
エネルギー代謝におけるL-カルニチンの重要な基本的機能を考えると、以下のようなさまざまな人がカルニピュアTMの成分を摂取することで多様な恩恵を受けていることは不思議ではないでしょう。
- スポーツ愛好家だけでなく、持久力や筋力のトレーニングを行うアスリート
- 体重管理プログラムを行っている人
- 妊娠中および授乳中の女性
- 高齢者
- ベジタリアンや肉をほとんど食べない人
- 健康の維持と増進を目指す人
多くの科学的根拠により、アスリートや行動的な人々がカルニピュアTM L-カルニチンを取ることで、パフォーマンスの向上、疲労の早期発現の防止、および回復の促進の点で望ましい効果が現れていることが示されています。
研究によると、カルニピュアTMサプリメントの摂取後に運動した場合、フリーラジカル生成量の減少、組織損傷の軽減、筋痛の抑制が見られました。
また、L-カルニチンは脂肪燃焼を促進し、アミノ酸の分解を抑制するだけでなく、タンパク質の合成と除脂肪筋肉の生成を促進します。
L-カルニチンは体内のトレーニングプログラムのようなものです。運動を持続的に楽しめるようになり、さらに高い負荷のかかる活動段階に移行しやすくします。
カルニピュア(TM) の成分はドーピング物質ではなく、国内または国際的などのドーピングリストにも含まれていません。
この成分は食品にも人体にも含まれる自然栄養素で、アスリートが高い目標を達成するのを助けるものです。L-カルニチンは1980年のオリンピック以降、現在でもトップアスリートに使用されています。
L-カルニチンは、体重管理プログラムの一環としての長期的な体重管理に大きな効果があります。
ただし、L-カルニチンを取るだけでは体重の減少にはつながりません。研究では、摂取カロリーを抑えながらL-カルニチンのサプリメントを取り、できれば運動も組み合わせると、より健康的な体重の実現につながることが示されています。
また、以下のことがわかっています。
L-カルニチンは食事脂肪の燃焼を促進します。L-カルニチンを脂肪と同時に摂取すると、脂肪がより早く燃焼し、脂肪が体内組織に蓄積されにくくなります。また、L-カルニチンは血中脂質の改善にも好ましい効果があります。
さらに、動物では、L-カルニチンが空腹感を和らげ、食物摂取量を減らしやすくなることがわかっています。
心臓は、絶えず高いパフォーマンスを示し続ける最も重要な筋肉です。心臓は、そのエネルギーの約70%を脂肪酸から得ています。
心臓にも高レベルのL-カルニチンが含まれているのはこのためです。特に心臓では、脂肪酸をミトコンドリアに絶えず送り込むことが不可欠です。心臓ではL-カルニチンを生成できないため、血流からの適切な供給に頼っています。
このため、L-カルニチンは心臓にエネルギーを供給する重要な栄養素と言えます。多くの研究から、L-カルニチンが心筋の疾患、心臓の脂肪沈着、および不整脈に対して有益な効果を示すことは明らかです。
したがって、L-カルニチンは心臓の健康維持に役立てることを目的として使用できますが、いかなる場合でも薬物療法の代わりになるものではありません。
妊娠中および授乳中は身体が必要とするL-カルニチンの必要量が急増しますが、これを食事から摂取することは簡単ではありません。
妊娠第12週には体内のL-カルニチン濃度の大幅な低下が見られます。
このため、妊娠中はL-カルニチンの摂取量を増やす栄養補助食品が非常に役立ちます。
L-カルニチンを生成する身体の機能は年齢とともに衰えます。さらに、高齢者はさまざまな理由から肉類を控えることが多いため、食事からのL-カルニチンの摂取量が減少します。
また、高齢になると脂質代謝が緩やかになります。高齢者の場合、筋肉のタンパク量が減りやすく、その結果、貴重な筋肉量が減ります。同時に、蓄積される脂質が増えるため、身体にさらなる負担がかかります。
L-カルニチンは脂質の代謝を高め、より多くの脂肪を燃焼させるのに役立ちます。以上のことから、L-カルニチンは高齢者の健康、活力、体力の維持に役立つ重要な栄養素であると言えます。
菜食には、L-カルニチンもL-カルニチンを体内で生成する前駆体もごくわずかしか含まれていません。
ベジタリアンの場合、血中のL-カルニチンのレベルが低いことがわかっています。パフォーマンスの低下と筋肉の疲れやすさが、L-カルニチンのレベルの低さを示している可能性があります。
カルニピュアTM L-カルニチンは化学合成によって作られており、肉からの抽出物ではないため、ベジタリアンにも最適です。
カルニピュアTM L-カルニチンはビタミン剤と同様に、朝、昼食時または昼過ぎにお飲みください。
カルニピュアTM L-カルニチンを夜または就寝前に摂取すると活動的になり眠れなくなるため、お勧めしません。
カルニピュアTM L-カルニチンは、食事中または食後に500~1000 mgをお飲みください。
カルニピュアTM L-カルニチンは水溶性の栄養素であり、水溶性ビタミンと同様に過剰に摂取した分は腎臓を通じて排泄されます。
L-カルニチンは、人間の体内や食品に自然に含まれています。
安全な物質であり、数か月または数年間、副作用なく長期的に摂取できます。
欧州食品安全機関により、カルニピュアTM L-カルニチンの安全性評価が行われ、1日あたり2 gまでのL-カルニチンを毎日摂取しても安全であるという結論が出されました。